Memorandum

BootCamp と Win XP インストール記 その3

2006年9月15日金曜日

■続き「その3」です。

■Windows用アプリをマックから持ってくる。

BootCampを使ったWindowsを快適に使うための「ProMouseEnabler」と「ChgKey」をマックからWindowsの領域に移します。と言ってもWindows側からマックの領域を見ることはできないので、一度再起動してMac OSXを立ち上げます。

〜〜〜前のWEPパスワードでMac OSXに移った場合は、この作業を一緒にやっちゃってください、前後してすいません。
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Windowsを再起動してすぐに「オプションキー」を押し続けます。すると「MacとWinどっち選ぶ画面」になるのでMacを選んでMac OSXを立ち上げます。no32

自分のアカウントでファインダーを開くと「NO NAME」というディスクがマウントされているのが見えます。これがWindowsの領域です。no33

ダブルクリックすると普通に開き、中のファイルの読み書きができます。
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始めにダウンロードした「ProMouseEnabler」と「ChgKey」をWindowsの「Documents and Settings」の中へ移します。その前にダウンロードしたファイルがアーカイブファイル Lha なので先に解凍しておきます。
Windowsの中には、まだ解凍ツールが入っていないので。Windows用アプリケーションですがマックの中で解凍しても大丈夫です。
Lha もダブルクリック一発で解凍できます。ありがとう、StuffIt Expander。
 no35

たったこれだけですが、再びWindowsへ戻ります。再起動...
「ウイルス対策がどうのこうの...」とか言ってきますがとりあえず無視してウインドウを閉じます。
この後再起動したり、ユーザーアカウントを作って切り替えたりするたびに「どうのこうの...」と言われますが、適当に落ち着いたときやればいいです。

■Windowsアプリケーション。
先に「ProMouseEnabler」をインストールします。
「ProMouseEnabler」のProMouseEnablerInstallerをダブルクリックしてインストールします。
これで右クリックの代わりになるキーコンビネーションが設定できるようになります。

ProMouseEnablerInstallerをダブルクリックno36

ご挨拶なので 次へ
no37

すべてのユーザーにをチェックして 次へ
no38

準備ができたので 次へ
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完了したので 閉じる
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次に「ChgKey」のアプリケーションを立ち上げて「コマンドキー」に「コントロールキー」を割り当てます。

この割り当てを行うと、「コマンドキー+スペースキー」で半角と全角の切り替えがマックと同じようにできます。

マックのJISキーボードには、Windowsのキーボードにある「半角/全角キー」がないので英語日本語の切り替えがキー操作でできないのです。

ChgKeyをダブルクリックno311

Win キーをクリック
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Ctrl 左をクリック
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Win キーがCtrl 左に割り付けられたので 登録
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再起動しないといけないよと言うので OK
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またまた再起動。

■これで最後?
Windowsが立ち上がったら鬱陶しい「ウイルス対策がどうのこうの」や「はよ登録せい」の警告は、とりあえず無視して「ProMouseEnabler」の設定をします。

タスクバーの右側に「ProMouseEnabler」のアイコンがあるのでクリックするとキーコンビネーションの設定画面が出るので「左コントロール+クリック」を選びます。no316

これでコントロールキーを押しながらクリックすると右クリックができるようになります。
めでたしめでたし!
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次にコマンドキー+スペースキーで半角/全角の切り替えができるようにIMEの設定を変えます。
タスクバーにあるIMEのアイコンをクリックしてプロパティを選ぶと、「IMEスタンダードのプロパティ」が出るので右上にある設定ボタンをクリックします。

IMEのプロパティを選択no318

プロパティの設定ボタンをクリック
no319

Ctrl+SPACEの入力/欄の「-」を選択して 変更
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右の方にある「IME-オン/オフ」を選んで OK
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入力文から変換済欄までの「半角空白」を 削除
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前に選択した入力/欄が「IME-オン/オフ」になっていることを確認して OK
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これでコマンドキー+スペースキーで切り替えができるようになります。
もう一つ、めでたしめでたし!
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■やっと終った。
これでBootCampを使ったMacintoshでWindowsが使えるようになりました。
最後にやった「コントロールキー+クリック」で右クリックと「コマンドキー+スペースキー」で半角/全角の切り替えは、ノートブックを使う時便利です。

 後は、あの鬱陶しい「ウイルス危ないよ」や「はよ登録せい」が出なくなるようウイルスバリアーを入れてWindowsの登録をすれば安心です。

 そうそう、今のままだと電源入れたときや再起動したとき何もしないとWindowsが立ち上がります。これは、起動ディスクがWindows側になっているためです。これを変えるには、マックの環境設定の起動ディスクでマック側を選んで再起動すれば変えられます。
BootCampを使ったWindowsでは、マックと同じような起動ディスクの切り替え機能がコントロールパネルにあるのでWindows側でも起動ディスクの切り替えができます。

 もう一つ簡単に切り替えるには、電源を入れたときや再起動したときすぐにオプションキーを押し続けると、切り替え用のディスクアイコンが二つ並んで出てくるので、起動したい方を選んでダブルクリックかリターンで切り替えられます。

■WEPパスワードの確認のしかた
管理者権限(普通は自分かな)のあるホームのアプリケーションの中のユーティリティにある「AirMac管理ユーティリティ」を起動します。

 ベースステーションの一覧が出るので、目的のベースステーションをダブルクリックします。
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すると選択したベースステーションのパスワード(これは、WEPのパスワードでなくログインするためのパスワード。普通は、管理者のパスワードにしてるかな?)を入れログインします。
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ログインするとベースステーションの設定画面がでます。ここでメニューバーにあるベースステーションからネットワーク用パスワード...を選びます。
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するとWEPキーとして16進のコードがでてきます。この16進のコードがWEPのパスワードです。
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おしまい